異変4日目その1

いつもは9時前に起きるのだが、今朝はどら猫のまめが空腹で暴れるので6時半に起こされた。

心配なのでくろの様子を確認したところ風呂場に居て、息をしていたので少し安心した。

石垣はこの1ヶ月ほど強風ばかりで、”SUP”をやれずにいたのだが今朝は久しぶりの凪だった。

バルコニーに出てると、若い猫3匹が出たくて集まってきたので出してあげた。

部屋に戻ると、くろがトイレをしに来たのかトイレ前まで来ていたのだが、せずに今度はシンクに行きたいそぶりをしたのでシンクまで移動してあげて水も用意した。

やはり冷たいところに居たいようである。そこで横になったのを確認して、毎朝の日課である掃除機と、コーヒーを入れた。

くろと姉妹のももは相変わらず元気である。相方がまもなく旅立つことなど感じていないような気配だ。

マッサージチェアでくつろいでいると、くろがシンクから降りたいそぶりで下ろすのを手伝ったら今度はトイレに向かう。

よたよた今にも倒れそうな体を押してトイレに向かうも、奥まで入れず手前でおしっこがこぼれてしまう。慌ててくろを抱き上げて後始末をしているとそのままぐったり横たわって動かなくなった。

くろはこの数年要介護状態で、毎朝、毎晩に便秘用のラクツロースと、テンカンを発症してからは抗てんかん薬を溶かして投与していたのだが、昨日先生に相談して餌を食べないからラクツロースはもう要らないねということでテンカン薬だけ与えることにした。

しかし初めの一滴は飲まなかったので焦った。最後の力を振り絞って猫の尊厳を保つためにトイレに行ったのかと思った。頭を起こして、シリンジから少しずつ与えるとようやく飲んでくれた。

しかしそのまま動かない。恐る恐る、体温計を用意しビニールを巻き付けて先端にワセリンを塗ってお尻から挿入して体温を測ると、35.8度。

『久しぶりの海の凪ぎの如く、今日穏やかに旅だってしまうかも知れない』と考えると涙がこみ上げてきた。

冷えた体を抱き上げて特製ベッドに移したあと、自分がいつも居る部屋の特製BOXに移動して常に確認出来る状態にしている。

 

私は息をするのが苦しいくらい今辛いのだが、忘れないうちにと思い泣きながらこれを書いているところだ。

 

やはり寝れないのか、目は開いたまま。何を思ってるのだろうか、はたまた何も考えていないのだろうか。

旅立つとき、過去の記憶が走馬灯のように駆け巡ると聞いたことがある。それなのだろうか。

 

まだ午前11時前なので、今日は長い1日になりそうだ。

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