異変7日目日中

くろが特製BOXからすぐにトイレに行けるようにショートカットを計画してみた。

水を飲んで、早速トイレに行きそうな気配に。

それを使うことなく、リビングの方向に進み出していつもの場所に向かうので、やはりこの場所が良いのかと考え直す。その後配置をまた元に戻した。その途中、ももがやってきてくろを慰めていた。晩年この姉妹はちょくちょく喧嘩していたのだが、今は穏やかである。

ここでしばらく休憩したのち、結局特製BOXに戻っていった。よくわからない。

くろの体がにおうので、また綺麗にしてあげることに。今の私に出来ることはこれくらいの事しかないからだ。

拭いてあげると放心状態になっていた。

更に、冷やす手段としてUSB扇風機を特製BOXの前に設置した。直接当たると寒いのでBOXの天井に風を当てて循環するようにした。

おしっこは大体3,4時間に1回の頻度と思われる。再びトイレ遠征する様子だ。歩く様子はやはり時間の経過とともに弱々しくなってきている。それでも自分でトイレをするという意思を貫徹している事に感嘆してしまう。

珍しく、今まで使ったことのないトイレに入ってしっこをしていた。

おしっこをするともはや体力が残っていないようで、崩れ落ちて砂の上に横たわるので抱き上げて外に出してあげると、放心状態で横たわった。

丁度体温を計測しやすかったので測定してみると、

少し持ち直していた。自分の部屋か、奥さんの部屋のどちらに行きたいのか意思表示をするまでしばらく待っていたのだが、私も小便をしたくなり人間用のトイレに向かって用を足していたとき、くろが明らかに、『どこにいったの?側に居て!』という不安そうな鳴き声で泣いたので慌てて向かう。そんな声で鳴かれたら誰にでも守ってもらえるよって思ってしまう。猫の特権だ。

残された時間は当のくろも少ないと感じているのだろうか、旅立つその時まで可能な限りずっと一緒に居たいんだなという意思が伝わってきた。私もそれに応えるべく睡眠を削り、外に出ることもなく近くで見守って応えようとする。

しばらく寝そべって体力を回復させたあと、自ら奥さんの部屋に移動して寝始めた。

私か、奥さんが側に居ないとさみしいようである。数時間そこで寝て、再び出てきて今度は私の部屋に向かう素振りを見せたので抱き上げて運んであげた。すぐ水が飲めるように、気持ち水の近くに寝かしつけた。

案の定水を飲み始めたので、私はくろと完璧ではないものの少なからずコミュニケーションが図れるようになっていると思った。

水を飲むのも疲れるようで飲んだ後は横になって体を休めていた。

しばらくするとリビングに向かうべく歩き始めたので、『トイレはまだ早いから、何だろう』と思い後をついて行った。

すると、元気な折りの日向ぼっこの定位置に陣取り始めたのである。くろのその行動に私の脳裏に、『ええ??回復してるの??』と言う疑問がよぎって混乱した。

『もしかすると、食欲も復活してるのかも知れない』と思い、ちゅ~るを用意し餌箱に入れてくろの顔の前に差し出した。

すると異変が起きて以来、初めてかなり匂いを嗅いでいるではないか!自ら食べることを期待してじっと待っていたが匂いは度々嗅ぐもののやはり舐めもしない。

仕方なく、綿棒にちゅ~るを塗りつけて口の中に入れてあげて様子を見ていた。

一応舐めはするものの、それ以上欲しがらなかった。『やはりダメか』と私は落胆した。

しばらく日向ぼっこをしてから、涼しさを求めてか奥さんの部屋に移動して寝始めた。

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