昼過ぎには、もうももは動かなくなりました。奥さんがずっと側で見守っていてくれたのですが疲れたというので交代して見守っていました。念のため体温を測ると驚くべき結果となってもう今日明日と判断出来ました。。。
もう最期だと思い、ここまで19年ずっと一緒に暮らしてきて支えてくれた事への感謝の気持ちと、買主として至らず果たして幸せに暮らせたのだろうかという疑問と、至らないと感じているなら本当に申し訳ないという謝罪を伝えました。正直なところ、5匹の中で一番手の掛かった子でずる賢さもTOPレベルだったのでトム、まめ、くまが来てからはどうしても邪険に扱ってしまいましたが、癌を発症してからは子猫の頃のように優しく、介護してあげられたと自負しています。おかげで、飲み薬の飲ませ方がプロレベルに達しました・・・・。
そのような思いを伝えたあと、読み物をしながら時間を潰してましたが、夕方いつも散歩に出かける時間となり二人で1時間ほど散歩して帰ってきて、ももを確認するともう息をしていませんでした。息を引き取るときに立ち会えなかったことは本当に申し訳ないと思いましたが、魂は今まさにここに居るだろうと思ったので二人で手分けして、体全体を綺麗に拭いてあげました。
その最中、くまがずっとその行為を見ていたので「くまもばーちゃんが何かおかしい」と感じ取ったんだろうかと思ったとき涙と鼻水が溢れてきました。トムとまめもやってきて異変に気がついている様子でした。猫は死を認識しないといわれていますが、異変は感じ取れるようです。ももの体を確認すると、体のあちこちに癌が転移してるかも知れない痕跡が見つかりました。癌って本当に嫌ですね。将来必ず克服すべく、研究したいと思ってます。
綺麗にしてあげた後、オムツを履かせて最期くろを包んでいたタオルで同じように来るんであげて冷たい氷の入ったクーラーに納めて明日の葬儀を待つ間、くろのお骨と一緒に過ごさせようとその上に載せました。寂しがらないように私の側に安置してあります。
今思えば、体温を測ってこれはまずいと思ったときに、ももにはまだ意識があって声が聞こえる状態だったので、その時に思いを伝えることが出来て良かったです。